
Naturals.
「単なる再現ではなく、魂を吹き込んだ職人技。」
日本デニムの聖地・岡山の児島の中心に、大量生産という現代の論理に抗うブランドがあります。 Naturals. は、ほぼ一世紀にわたりほとんど変わらないジーンズの普遍的なデザインに突き動かされた、本物のデニムブランドです。大衆向けに生産するのではなく、一人ひとりのために丁寧に仕立てた個々の一本を作ることに専念しています。
キュレーターの視点
私は 五つ星ジーンズソムリエとして、数えきれないほどの上質な日本デニムに出会ってきました。しかし、Naturals.は一線を画しています。私を惹きつけたのは、「一人の職人による製作」への揺るぎないこだわりです。裁断から最後の一針まで、すべての工程を一人の職人が専用のヴィンテージマシンで手がけます。
これは単に服を作ることではなく、消えゆく芸術を守ることです。私は実際に彼らの工房を訪れ、 Serial No. 074 を依頼し、ロウで手作りのデニムが持つ真の可能性を示してもらいました。
1945年のコンセプト
彼らのフラッグシップモデルの着想源は、1942〜1945年の物資統制下で生産された「War Model」(S501XX)です。Naturals.は自らのデニムに独自の物語を織り込んでいます:
「1945年、ある無名の詩人が戦後にLevi’sの工場を去り、自らの道を探した。彼は西へと旅をしながら、ロウで偽りのない自分だけのオリジナルデニムを作り、その土地で売った。」
このコンセプトは戦時の荒々しさを捉えつつ、洗練された1947年モデルへと向かっています。1950年代のアーカイブから再現した13.5オンスのムラのあるスラブ・セルヴィッジデニムを使用することで、他に類を見ないヴィンテージの経年変化を実現します。

縫製工程

ワンウォッシュ・天日干し
創作の現場を見る
Serial No. 074に込められた職人の歩みの記録。

